挨拶・祝辞3 福生市社会福祉協議会は、福生市が市制を施行した同年の昭和45年に社会福祉法人の認可を受け、今日まで多くの市民の皆様、関係する福祉団体、関係機関に支えられて法人化50周年を迎えることができました。 福生市社会福祉協議会が、地域福祉の中核団体として発展して来られましたのも、会員としてご賛同いただき、会費のご支援をいただく個人、法人の皆様と財政支援をいただく福生市のご支援の賜物と心から感謝申し上げます。 福生市社会福祉協議会は、市の福祉行政の充実の一翼を担う立場として歩み続け、子どもから高齢者、障害のある方、生活困窮者の支援に至るまで、きめの細かい、幅広く先駆的な事業を行い、地域福祉の充実に努めてまいりました。 この10年間を振り返りますと、地域社会の少子化、高齢化が進行し、さらに単身世帯の増加など地域における身近な生活課題に対応するためには、住み慣れた地域における住民相互の「新たな支え合い」による「地域力」を高めていくことが望まれています。さらに、広く社会に目を向けますと、東日本大震災や熊本地震などの災害、近年では豪雨災害による甚大な被害が多く発生し、自助、共助、公助の在り方が見直され、ボランティアの貢献が高く評価されております。 福生市では、市民のボランティアに対する意識は高く、福生市社会福祉協議会ではふっさボランティア・市民活動センターを充実させ、支援を続けるとともに、地域の生活の場で生じる問題を解決し、誰もが安心して生きがいをもって生活を送るための小地域福祉活動の支援も続けてまいりました。 福生市社会福祉協議会は、これからも地域福祉の推進役として「共に参加し、支え合い、自立した生活ができるまちづくり」の理念のもと、地域住民のほか行政、町会・自治会、民生・児童委員、ボランティア、保健・医療・教育関係機関、福祉関係団体など広く連携・協働を行い、地域福祉の推進に取り組んで参りますので、更なる御指導と御協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げまして御挨拶とさせていただきます。法人化50周年を迎えるにあたって社会福祉法人福生市社会福祉協議会会長 秋山 美左江
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