福生市社会福祉協議会 50周年記念誌
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挨拶・祝辞4 福生市社会福祉協議会がここに、法人化50周年を迎えられましたことを心からお慶び申し上げます。 貴会は昭和45年3月に社会福祉法人として認可されてからこれまでの間、地域福祉の向上のために、人々の先頭に立ち、御尽力してこられました。歴代の会長をはじめ、役員の皆様及び関係各位の御熱意に敬意を表するとともに心より感謝申し上げます。 本年は、福生市にとりましても市制施行50周年となる記念すべき年でございます。この50年を振り返りますと、社会の発展とともに、少子高齢化、人口減少など社会構造は変化し、働き方や家庭の機能も変化するなど、私たちの生き方、暮らし方は多様化してまいりました。また、これまでに経験したことのない災害に直面する中で、誰もが安心して暮らすことができるようにと、地域福祉へのニーズは増大かつ複雑化してきております。そして、人生100年時代と言われる今日においては、制度や分野ごとの縦割りや、支え手、受け手という関係を超えて地域の多様な方々が参画し、一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく地域共生社会の実現が求められています。 市では、令和2年3月に策定した福生市総合計画(第5期)において、目指すまちの姿を「人を育み 夢を育む 未来につながるまち ふっさ」と定め、市に関わる一人ひとりが日常生活や夢に自分らしく向き合い、また、その姿をお互いに受け入れ、尊重し合っていけるようなまちの実現を目指しております。いつまでも住み慣れた地域で安心して暮らすことができる社会の実現に向けて、貴会とともに地域福祉の充実に邁進してまいりたいと考えておりますので、福生市が目指すまちづくりに御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 結びに、福生市社会福祉協議会のますますの御発展を祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。福生市社会福祉協議会法人化50周年を祝して福生市長 加藤 育男

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