福生市社会福祉協議会 50周年記念誌
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挨拶・祝辞6 福生市社会福祉協議会が地域福祉の拠点として、ここに法人化50周年という記念すべき年を迎えられましたことを、心からお慶び申し上げます。 福生市社協は、昭和41年に設立され、昭和45年の法人化以来、住民とともに着実に地域福祉の推進にご尽力してこられましたが、とりわけ、地域住民のボランティア活動については、ふっさボランティア・市民活動センターの設置など、市民参画による市民活動の拠点として機能の充実・強化を図りながら、参加促進と活性化を担ってこられました。 また、福祉センターの運営管理や、高齢者や障害者の在宅福祉関連事業の受託、成年後見センター福生と障害者自立生活支援センターすてっぷの開設など、地域の在宅福祉の中核としての役割や、障害者の地域での暮らしを支える支援を担ってこられています。 少子高齢社会の進展や地域社会のつながりの希薄化、制度の狭間にある支援ニーズへの対応など、地域における福祉をめぐる課題が益々複雑・多様化しています。さらには、前例を見ない新型コロナウイルス感染拡大が進み、新たな生活様式を送ることが求められる中、既存のつながりの再興や新たなつながりの構築も含め、住民の支え合いによる地域福祉の確立の重要性がさらに増しています。 福生市社協におかれては、現在取り組まれている第4期福生市地域福祉活動計画(ささえあいプランふっさ)を基に、これまでに培ってこられた住民や多様な機関・団体との関係をさらに積み重ね、新たな時代における「市民参加と連携・協働による地域福祉活動の推進」に向け、引き続きご尽力いただきますようご期待申し上げます。 最後になりましたが、福生市社協の事業活動を支えてこられました役職員の方々、ボランティア・福祉関係の皆様のご尽力、ならびに福生市のご支援に心から敬意を表しまして、お祝いの言葉とさせていただきます。福生市社協法人化50周年を祝して社会福祉法人 東京都社会福祉協議会会長 木村 惠司

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